下流中年へ転落。正規社員になれない現代社会。
2016/10/22
東洋経済さんの「不本意な非正社員の満たされない現実」という記事を読みました。
現代社会は、正社員と非正社員の格差が激しいと感じています。
なぜ、このような差があるのでしょうか?
非正社員から正社員になれない現実
今年で39歳になるAさん。
大学卒業後に、2000年に自動車販売会社に就職。
しかし、会社になじむことができずに1年間で退職をしました。
Aさんは、「その気になればすぐに就職できるだろう。」と思い、真剣に再就職を望んでいませんでした。
Aさんは、生活のために派遣社員として働くようになりました。
派遣会社でも派遣先は特定の会社には決まらず、5年間で15社ほどに勤務。
Aさんは、正社員の働き口を探し求めましたが、「履歴書で落とされる」ようになりました。
Aさんは、正社員になるために、司法書士の国家資格にチャレンジ。
合格率が2~3%であったが、難関試験を32歳で突破。
なんとか法律事務所で働くことができるようになったのです。
現在の不本意ながらの非正規社員は
現在の非正規労働者は約2000万人です。
Aさんのように正社員になりたくてもなれない人は400万人。
現在の不本意ながらの非正規社員は18%もいるということです。
企業にとっての非正規労働者とは
現在の日本社会は、正規社員は増えていません。
非正規労働者が増えているのです。
企業にとっては、非正規労働者は人件費を抑制するだけでなく、仕事の繁閑へ柔軟に対応できる存在。
それゆえに、企業は利益を追求のために、正社員を雇うことを躊躇しているのです。
厳しい現代社会を乗り切るために必要なこと
現代社会では、新卒には優しい社会だと思います。
しかし、安易に会社を辞めてしまうと、再就職は、大変厳しい社会なのです。
特に40代以上になると、能力があっても、再就職は難しいのが現状です。
●それゆえに、会社は安易に辞めないこと。
●万が一の会社都合のリストラに備えて、お金の無駄遣いをしないこと。
自分の身は自分で守ることしかができません。
不測の事態に備えて、若い時からの準備が大切だと私は考えています。
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