老後に2000万円は必要なのか?平均値と中央値の違いから考えさせられたこと。
老後に2000万円は必要なのでしょうか?
個人的に考えさせられた出来事をお伝えします。
金融庁「高齢社会におかえる資産形成・管理」から
金融庁の発表された内容によると、夫65歳以上・妻60歳以上の夫婦のみの無職の世代では、毎月の不足額の平均は約5万円。
20年~30年の人生があるとすれば、不足額の単純計算で1300万円~2000万円になるのです。
高齢者の一般的な支出とは
金融庁「高齢社会におかえる資産形成・管理」によると
高齢者の収入が平均で約20万円。
平均の支出が約26万円。
毎月の家計支出は赤字になっているのです。
しかし、平均値では、大金持ちの人がいると、数値が実情と異なることがあります。
それゆえに、平均値ではなく中央値で数字をみることが重要なのです。
中央値というのは、最も真ん中にいる値のこと。
生活の実情は、平均値より中央値の数字が近くなるのです。
一般的な高齢者の中央値とは
毎月の年金収入は約17万円
貯金資産が600万円~800万円。
多くのご年配の人が、毎月約17万円の収入でやりくりをしているのです。
7月8日の「ニュース女子」放送分から
不安を煽る人には注意が必要です。
老後に2000万円が必要と煽る人がいます。
しかし、実際には、そのような大金がなくても暮らしていけるのが事実なのです。
それゆえに、必要以上に不安を煽る人には注意が必要です。
不安を煽り、お金を巻き上げようとする人もいるのです。
私自身は、相手からの情報を精査する。
そして、間違えた情報に踊らされないように注意をしたいとも考えています。