お金を貸して実感したこと。
2019/06/06
お金を貸してわかったことがあります。
個人的に考えさせられた内容をお伝えします。
お金を貸してほしいと懇願されました。
大変まじめなAさん。
サラリーマンとしてコツコツ働くタイプでした。
そのため、必要以上のお金を使いません。
貯金体質の人でもあったのです。
ある日、Aさんの知人であったBさん夫妻が、Aさんの自宅を訪ねてきました。
Bさんは、Aさんに懇願をしたのです。
「今月のお金がどうしても足らない。20万円を貸してほしい」
Aさんは、「貸せるお金はない」と断りました。
しかし、Aさんと同居している母親が言いました。
「Bさんがお金に困っているから、お金を貸してあげなさい」
Aさんは仕方がなく、Bさんにお金を貸すことをしたのでした。
お金が戻ってくることはありませんでした。
Aさんはお金が返却されるのを待ち続けました。
しかし、Bさんからは何も反応がないのです。
そのため、AさんがBさんについて調べると、Bさんは借金癖があるということ。
さらに、借金を踏み倒された人が何人もいたのです。
それゆえに、Aさんは、Bさんからお金が戻ってくることはないと悟ったのでした。
本当に大切な人であればお金の貸し借りはしません。
お金の貸し借りによって、人間関係を破綻させます。
それは、多くの場合は、お金の借り手が、貸し手にお金を返却しないからなのです。
ちなみに、お金を借りにくる人は、往々にしてルーズな人。
家計管理ができないために、お金が足らなくなるのです。
それゆえに、お金を借りにくる人には、近づかない。
お金を貸すのであれば、戻ってこない覚悟で渡す。
お金の貸し借りは、私自身は避けようと考えさせられた出来事でした。