老後の計画が狂ってしまった。おじいちゃんの話。
2018/11/25
老後の計画が狂ってしまった人がいます。
あるおじいちゃんの話をお伝えさせていただきます。
個人商店を運営していた人
人気エリアで雑貨店を運営していた70代のAさん。
Aさんは、30年前に、地主さんから10万円の家賃でその場所を借りたのです。
そして、そのエリアは徐々に人気がでてきました。
多くの観光客が訪れるようにもなりました。
そのため、Aさんの雑貨店も繁盛するようになったのです。
すべてを断っていました。
Aさんの地域は人気エリア。
多くの観光客が訪れるようになったのです。
そのため、地主さんは、家賃を値上げしたいと何度も交渉。
しかし、Aさんは、地主さんの意見を一切拒否。
その後、その場所を事業開発したいということで、立ち退き交渉を行うことになりました。
地主さんは、別の場所を提供すると代替案を提示。
それでも、Aさんは、その提案を受け入れません。
結果的に、Aさんは、値上げと立ち退きを拒むことに成功をしました。
一方で、その人気エリアの場所を借りるようになると、4倍以上の家賃を支払わなくてはいけない状態になっていたのです。
お店を閉店することが決まりました。
Aさんは、30年間、その場所に居座り続けました。
一方で、地主さんは他界してしまったのです。
そして、遺産相続のために、その土地を売りに出すことが決まりました。
ちなみに、その土地を買い取ったのは、地元でも悪評の高い不動産業者。
誰もその不動産業者とは関わりたくないと考えていたのです。
そして、その不動産業者は、Aさんに嫌がらせをしました。
Aさん自身も、身に危険が起こることを危惧。
最終的には、Aさんはその場所を退去。
悪評高い不動産業者は、Aさんに立退き料を一切払わせずに、追い出しに成功をしたのです。
強引過ぎると良くない結果になることもあると考えています。
Aさんは、もし、地主さんの代替案を受け入れていれば、代替案の土地と立ち退き料をもらうことができました。
しかし、あまりにもエゴが強すぎたので、悪い結果を導いてしまったのでないかと私は感じたのです。
すべてはうまくはいきませんが、強引過ぎると良くない結果になることもあると考えさせられた出来事でした。