老後を迎えてわかったこと。
2018/11/18
老後を迎えてわかったことがあります。
あるおじいちゃんのお話をお伝えさせていただきます。
老後はお金を使わなくなった。
現在70代半ばの男性のAさん。
65歳で定年退職をしました。
退職金は3000万円。
年金は毎月20万円が支給されているということです。
Aさんは、老後にお金が必要だと思い、現役時代から、必死に貯金をしてきました。
終身の生命保険にも加入していたのです。
しかし、定年退職をすると、お金を使う機会が減ったということ。
70代半ばになると、遠出をすることが億劫と考えてしまいます。
外食をする機会も減ったということ。
ちょっと贅沢な食事をしたい場合は、スーパーで2,000円を支払えば、高級なお肉も購入できるのです。
モノに対する執着心もなくなりました。
何か欲しいモノは全くないのです。
そして、病気で入院をしても、医療保険から7~9割が支払われ、さらに自己負担についても限度額を超えた分は「高額医療費」として保険から給付されるため、実際に支払う医療費はそれほど高額にはならないのです。
それゆえに、身の丈に暮らしていけば、老後に対して、過剰に心配することはないと話しているのです。
お金の使い方を考えることが大切です。
若い人でも年配の人でも、お金に困ってしまっている人がいます。
その場合は、身の丈以上にお金を使ってしまう。
見栄やプライドが高すぎるために、支出が多くなってしまう場合が多々あるのです。
私自身も、お金の使い方を考えながら、本当に必要なことにはお金を使っていこうと考えさせられた出来事でした。