野茂英雄氏から3000万円を借りた佐野氏の行動に驚いたこと。
2018/10/05
近鉄バッファローズと大リーグで活躍をした野茂英雄氏。
同僚であり、近鉄バファローズで活躍をした佐野慈紀氏との金銭トラブルについて私は考えさせられたのです。
「週刊新潮」の記事を抜粋してお伝えします。
野茂英雄氏から3000万円を借りた佐野慈紀氏
野茂氏の関係者の話によると
佐野氏が引退した2003年に野茂氏から借金をしたのです。
金額は3千万円。10年で返済するという約束でした。
しかし、これまでに野茂氏に返済されたのは、約430万円。
野茂氏は、期限を延ばしました。
それでも、約束は守られなかったのです。
そのため、再交渉。
月2万円で、15年間で返すという回答でした。
しかし、約束が実行されません。
そのため、野茂氏は佐野氏を訴えたということなのです。
佐野氏の自宅の家賃は
「週刊新潮」の記事によると
佐野氏の自宅は、転居の度にグレードアップしているということ。
今は、最低月30万円のマンションに妻子と暮らしているのです。佐野氏はインタビューに答えました。
「現状で確実に返せるのは、月2万円。将来、子供たちの学費がなくなれば、さらに返せると考えて計画を伝えました。ただ、野茂さんの名前を汚すようなことになってしまい、不徳の致すところです。彼の優しさに甘え過ぎてしまった」
「週刊新潮」の「野茂に借りた3千万円めぐり訴訟 元近鉄・佐野「現状返せるのは月2万円」」から抜粋
お金を貸した後は貸し手の精神的な負担が大きい
お金を貸した後は、貸し手の精神的な負担が大きいと私は考えています。
貸し手は、借りてからお金を返済してもらう必要があります。
借り手が、期日までにお金を支払えば問題がありません。
しかし、お金を借りるという行動をする人は、一般的にルーズな可能性があるのです。
そのため、返済期日にお金を返してもらうことができなくなることもあります。
その際に、貸し手が、借り手に返済期日を迫っても、借り手は言い訳ばかりをするのです。
「今はお金がないからもう少し待ってほしい」
「親族が病気になった。」
「あなたはお金があるのだから別にいいじゃない」
「そのようなお金を借りた記憶がない」
貸し手にとっては、借り手の言い訳はどうでもよいことです。
しかし、借り手は、返済に応じようとしません。
結果的に、お金を貸した後は、貸し手の精神的な負担が大きくなるのです。
お金の貸し借りでよいことはほとんどありません。
お金の貸し借りは、多くのデメリットあり、最悪の場合は、交友関係が途絶えることがあるのです。
佐野氏も、本当にお金を返済するつもりであれば、30万円のマンションに住むことはありません。
もっと家賃の安いところに住みます。
そして、必死に働いて、借金を返済するのが当然なのです。
私は、善意でお金を貸した野茂氏が不憫であり、お金を返済しない佐野氏に憤りを感じています。