介護は過酷。他人は無責任である。
親の介護は肉体的にも精神的にも大変だと感じています。
個人的に考えさせられた出来事をお伝えします。
親の介護を続けました。
40代前半の女性のAさん。
Aさん自身も仕事を持っており働いていました。
それは、子どもの教育費を工面するための共働き。
仕方がないことだと考えていたのです。
しかし、70代前半の義母が脳梗塞で倒れてしまいました。
そのため、Aさん夫妻は、義母との同居を決意したのです。
親の介護は限界に達しました。
Aさんは、仕事をしながら、義母の介護を続けました。
しかし、仕事と介護と子育ての3つをこなすことは本当に苦痛なことだったのです。
さらに、夫も多忙のために、家に帰ってくるのは深夜という状態。
Aさんは、義母の介護を本当に頑張りました。
しかし、義母の介護は肉体的に限界に達しました。
そのため、Aさん夫妻は、義母を近くの老人ホームに預けることにしたのでした。
親戚からの嫌味がはじまりました。
Aさんは、義母の介護に対して努力を続けてきました。
それでも、限界に感じて、義母を老人ホームに預けることにしたのです。
そうすると、周りの親族が、Aさんを批判するようになったのです。
今までお世話になったのに、義母の世話をしないのはおかしい。
老人ホームに預けるとは失礼だ。
義母の介護をせずに、働いていることに疑問を感じる。
Aさんは、親族の暴言に苦痛を感じたのです。
しかし、親族はAさんに暴言を浴びせるのですが、一切、Aさんの介護の手助けをしようとすることはありません。
もちろん、金銭面の援助も一切ありません。
Aさんにとって、義母の親族は、ろくでもない人だらけだと感じたのでした。
介護について感じること。
私は、両親が介護をしている姿を見てきても、介護の負担は並大抵でないと感じています。
それゆえに、できる限り、使えるサービスは使うべきだと考えているのです。
「デイケアを利用」
「施設に入居」
本当に大切な人は、困っている時に手助けをしてくれます。
一方で、無責任な人は、困っている時にも、批判だけをする人なのです。
私自身も、介護が必要な状態になった場合には、周りの親族に迷惑を掛けないように「デイケアを利用」や「施設に入居」することも考えています。