「老後からお金が困らないようにする」ということに疑問を感じていること。
2018/07/12
定年を迎えると、お金の心配をする人が多いと思います。
個人的には疑問を感じているのです。
その内容をお伝えします。
60代でお金に困ってしまった人。
60歳で定年退職を迎えたAさん。
現役時代をなんとか乗り越えました。
しかし、お金に関しては無頓着でした。
若い時からなんとかなると考えており、お金はあれば使ってしまう性格。
60歳の定年を迎えた時には、ほとんど貯金がない状態だったのです。
さらに、現役時代から派手な生活。
浪費家でもあったのです。
そのため、定年を迎えた時に、はじめてお金について真剣に考えたのです。
「これからどのように生きて行こう」
しかし、60代以降になると、お金を稼げる求人はほとんどありません。
そのため、Aさんは途方に暮れてしまったのです。
老後の計画をしていた人。
老後の計画をして、現役時代からしっかりお金を貯めていたBさん。
Bさんは、厳しくなる世の中を想定して、余裕のあるお金は定期貯金を利用。
自分の手元にお金を置いておかないことにより、無駄金を使うことを減らしたのです。
そのため、Bさんは、定年退職を迎えた時には、総資産が3000万円以上。
老後を迎えても、お金にも余裕があり、趣味のゴルフを謳歌しているのです。
老後にお金に困らないようにするためには、事前の計画が大切です。
老後にお金に困らないようにするためには、「老後からお金の対策をする」のではなく「老後を迎える前からお金の対策をする」ことが重要なのです。
お金は急には貯まりません。
それゆえに、現役時代からお金を稼ぐ努力をすること。
自分自身が不必要なことにはお金を使わないように心掛けることが大切なのです。
老後の対策は、なるべく早くから、ゆっくり行うことが、毎日楽しく幸せに過ごすコツだと私は考えています。