アラフォーの悲劇。NHKのクローズアップ現代の番組から考えさせられたこと。
2017/12/26
30代後半から40代前半の人たちは、就職氷河期でした。
NHKのクローズアップ現代の「アラフォー・クライシス」から考えさせられたことをお伝えします。
アラフォーの悲劇とは
現在は、空前の売り手市場。
景気が回復傾向にあるのです。
そして、どの世代も月収が軒並み増加しているのですしかし、30代後半から40代前半の人たちは、その恩恵を受けていません。
5年前の月収と比べると、35歳~39歳、40歳~44歳の年齢層だけ給料がダウンしているのです。
35歳~39歳は -4300円
40歳~44歳は -23300円[東京大学の玄田有史さんの研究から]
その背景には、30代後半から40代前半の人たちの就職氷河期という問題があるのです。
厳しかった就職氷河期
私は40代前半。
就職氷河期世代でした。
1997年のアジア通貨危機やITバブル崩壊。
日本企業が苦しんでいた時期でもあったのです。
多くの会社では、新卒採用を減らしたり、募集をしない会社もあったのでした。
そのため、就職氷河期世代は、やりたいことより、就職することが最優先
私自身も、エントリーはがきは100枚くらい書いて戻ってきたのがその半分。
面接を受けたのは約30社。
内定をもらえたのは2社のみだったのです。
また、企業から内定をもらえずに、仕方なく派遣の道を選ぶ友人もいたのです。
そして、40代の現在でも正社員になれず、連絡が取れなくなってしまった人もいるのも現実なのです。
アラフォー世代の支援策をお願いしたいと思います。
アラフォー世代には自己責任とか努力が足りないという発言があるかもしれません。
しかし、就職氷河期世代は、本当に苦しい時代でした。
その当時は、買い手市場であり、売り手には、厳しい現実。
どんなに努力をしても、採用されない人が多々いたのも事実なのです。
それゆえに、今まで恵まれてこなかったアラフォー世代にも恩恵があっても良いのでないかと感じています。
バブル世代やゆとり世代だけでなく、給料が上がらず、苦しいアラフォー世代の手助けも必要でないかと私は考えさせられました。
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