家計が苦しい。お金が貯まらない家計簿に必然的になってしまう理由。
2017/11/01
現代社会は便利になりつつあります。
それは、便利さと引き換えに、お金が貯まらない環境に陥っているのです。
個人的に考えていることをお伝えします。
1980年代の日本とは
1980年の日本は高度成長期。
現在と比べると、便利でないことが多々あったと思います。
特に通信手段には苦労をしていました。
家にいなければ、相手と連絡を取る手段がありません。
しかし、その当時は、外出している相手と連絡が取れないことは、仕方がないことだったのです。
技術が発達しました。
1980年代は、外出している相手と連絡を取る手段がありませんでした。
しかし、1990年代になるとポケベルを保有する人が増え始めました。
外出している相手とも、ポケベルを使って、文字を使い、連絡を取り合うことが可能になったのです。
そして、ポケベルの後は、携帯電話が発売されました。
それまでは、文字を使った連絡方法。
しかし、携帯電話の普及で、いつでもどこでも相手と話すことが可能になったのです。
携帯電話が普及すると、スマホを保有する人が増え始めました。
スマホを保有することにより、Line・ツイッター・フェイスブック・インスタなどで、相手と連絡を取り合うことができます。
さらに、インターネットに直接アクセス。
ネットで簡単にモノを購入できるようになりました。
そして、スマホを使ってテレビも視聴可能な時代。
前日に見ることができなかった番組も、スマホに録画をすれば、すぐにテレビを見ることができるようになったのです。
スマホを保有することで、必然的にお金が必要なります。
昔の日本は、スマホがありませんでした。
通信手段は、家の固定電話のみ。
そのため、1ヶ月の電話代で10,000円を超える家計は、ほとんどなかったと思うのです。
一方で、現在では、ひとり1台のスマホを保有。
総務省の2016年の家計調査によると、1ヶ月の携帯料金の平均は6,400円(単身世帯・男女・34歳以下)。
男女別では、男性は5,700円。女性は7,500円の携帯料金を支払っているのが現状なのです。
現代社会では、世帯人数が多ければ多いほど、必然的に通信費用が必要な世の中になってしまっているのです。
携帯会社は利益がでています。
スマホを保有する人が増えています。
そのため、通信料による家計負担も増えているのです。
その一方で、携帯会社の売上と利益は好調です。
ソフトバンクグループの2017年3月期(2016年)の決算についてです。
売上高 8兆9010億円
営業利益 1兆259億円
純利益は 1兆4744億円
ソフトバンクグループの1兆円の純利益は、トヨタ自動車に続いて2番目。
日本企業では、1兆円以上の純利益がある会社は、ソフトバンクとトヨタ自動車しかない状態なのです。
私は、スマホや携帯電話を保有することによって、家計は苦しく、携帯会社は潤う環境が必然的に構築されていると考えているのです。
お金のことを真剣に考えることが必要です。
日本は便利な社会になりつつあります。
一方で、便利さを求めることにより、お金が必要な世の中になっていると思うのです。
私は、その一番の象徴は「スマホの通信費用」。
スマホや携帯電話を保有することにより、必然的に家計が苦しくなっていると考えているのです。
もちろん、スマホや携帯電話を持つことを否定はしません。
しかし、お金が必要ということも忘れてはいけないと私は考えているのです。
スマホや携帯電話を持たない暮らしは考えられない現代社会だからこそ、お金のことについて真剣に考えるべきではないかと私は考えています。
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