年金だけでは老後は暮らしていけない現実。
2016/10/22
東洋経済さんの「年収800万円でも月20万円にも達しない現実」という記事を読みました。
日本の年金制度は大変厳しい状況だと感じさせられました。
その記事の内容をお伝えします。
40年以上勤務したAさん
老齢年金の受給手続に年金事務所を訪れたAさん(65)。
Aさんは同い年の妻(65)。
東京都内で2人暮らし。
Aさんは、40年以上勤めた会社を定年退職。
老齢年金の受給手続に年金事務所を訪れました。
年金見込み額は・・・
Aさんに年金見込み額が提示されました。
その金額は、月額約18万円。
65歳以降は年金から介護保険や税金が天引きされるので、実際の振込額は月額15万~16万円程度。
Aさんは、25万円以上の年金をもらえると思っていたということ。
こんなに少ない金額とは想定外。
年金の支給額を聞いて、愕然としたということです。
日本の老後は、大変厳しい現実だと思います。
少子高齢化の影響とは
Aさんの父親ぐらいまでは現役世代がたくさんいたので、当時のお年寄りは十分な年金をもらうことができました。
ところが、現在は少子高齢化の影響で現役世代が減っているため、Aさんのようなこれからのお年寄りは年金だけで生活が立ち行かなくなってきているのです。
国は少子高齢化を見越して2045年前後までに年金の給付水準を現在より約2割下げる方向で調整中。
月18万円のAさんの年金が30年後には約15万円程度まで下がる可能性があるということ。
年金だけでは生活できない世の中なってきているのです。
早い段階からの老後の準備が大切です。
日本の年金はあてにはできません。
また、政治家の無駄遣いが減らないので、庶民の生活はますます厳しくなると見込まれます。
それゆえに、早い段階からの老後の準備が大切です。
若い時から収入の手段を増やす。
お金の使い方を考える。
投資をしてお金を増やす。
お金の知識を若い時から身につける必要がある世の中なのです。
若い時から何も対策をしないと、シニア世代になって後悔する可能性が高くなります。
日本の現状に気付いて、老後の準備を早く始めた人だけが老後破綻を避けられるのでないかと私は考えています。
本日もアクセスしていただきありがとうございました。
下のボタンをクリックしていただくと嬉しいです。
よろしくお願いします。
●お金の貯め方を勉強したい方はこちらブログ村 家計管理
●節約方法を極めたい方はこちら人気ブログ 節約術