病気になって後悔したこと。
2019/10/29
病気になって気がついたことがあります。
個人的に考えさせられた出来事をお伝えします。
猛勉強をしました。
現在75歳の男性のAさん。
中学校に入学してから猛勉強をしたということなのです。
なぜなら、両親は中卒で構わないという考え方。
貧乏なAさんの両親は、公立高校でなければ、学費が払えないので、高校入学を認めないとAさんに話したのです。
ちなみに、その当時の公立高校は人気がありました。
中学校の成績も、5段階評価で4以上は必要とされていたのです。
それゆえに、Aさんは、公立高校に合格するために、猛勉強をしました。
特に中学校3年生の時には、寝る間を惜しんで勉強。
Aさんの中学校の成績は、オール4以上になりました。
結果的に、公立高校に合格できたのでした。
身体に異変が生じました。
Aさんは、高校に入学をして、身体に異変が生じました。
スポーツをすると、すぐに疲れやすい状態になったのです。
その理由は、中学校の猛勉強の負荷が、Aさんの身体をむしばんでいったから。
しかし、その当時のAさんは、その原因を特定できなかったのです。
そして、Aさんは高校卒業に、ある大手企業に入社したのです。
入社をすると、Aさんは仕事量が多い部署に配属。
残業時間は月に100時間を超えることが当たり前な状態だったのです。
そして、1年が経ったある日、Aさんはあまりにも身体がだるい。
耐えることができない。
そのため、病院を訪れました。
病院での診断は、慢性腎炎。
Aさんは、透析になる可能性が高い。
絶対安静だと言われたのです。
ちなみに、Aさんが慢性腎炎と診断されたのは、中学校の時の猛勉強が原因。
寝る間も惜しんで勉強をしていたため、腎臓に大きな負担をかけてしまったのでした。
そして、慢性腎炎と診断されたAさんは、3ヶ月間、ベッドから離れることはありませんでした。
なぜなら、身体を動かすと、慢性腎炎が悪化してしまう可能性があるため。
周りの患者さんは、慢性腎炎から透析になり、命を落としてしまう人もいたのです。
Aさんは、なんとか回復してほしいいう祈りながら、毎日ベッドの上で過ごしていたのです。
そして、3か月が過ぎると、奇跡的が起きました。
Aさんの腎臓はよくなりはじめまたのです。
慢性腎炎と診断されてから、1年後には腎臓は回復。
2年後には、腎臓が元の状態に戻ったのです。
病気を経験してわかったこと。
Aさんは、なんとか頑張ろうとしました。
しかし、頑張り過ぎてしまい、身体に負荷を与えていました。
結果的に、命を落としてしまいそうになったのです。
それ以降に関しては、Aさんは、努力を継続的にすることは大事。
しかし、無理をしすぎると、身体に悪影響を与えるので、計画的に物事をすすめるようになったというお話なのです。
私自身も、時間を使って計画的に物事を取り組む。
そして、今ある命を大切にしたいと考えさせられた出来事でした。