お金がない夫婦。ある発言を聞いた時に言葉がでなかったこと。
2016/09/28
私は医療機器メーカーで働いている営業マンです。
昨年、結婚をした30代前半の女性の人がいます。
その人と、お話をした時の会話です。
会社の給料が増えません。
その女性は30代前半。
旦那さんの給料は、ディスカウントストアーの勤務で年間300万円。
毎日、お金に苦労をしているということ。
現在も、その女性の人も、家計を助けるために、正社員の仕事を続けています。
将来も、旦那さんの給料ではお金が貯まらないからだということです。
お金がないために諦めました。
その女性の人は、子供を産むべきか否かを旦那さんと話し合ったということです。
現状として、
賃金が増えません。
将来のリストラの不安があります。
子供を育てるのに1人1000万円~2000万円の教育費が必要です。
老後もさらにお金がかかります。
子供を育てるには、労力もお金も必要です。
将来のことを考えると、子供を育てる余裕がないということで、子供を産むのを諦めたということです。
私は「お金がないので子供を産むのを諦めた。」という発言に衝撃を受けました。
厳しくなる家計
金融広報中央委員会が、金融資産を持っていない世帯について調査をしました。
詳細は下の表をご参照下さい。
2007年には単身世帯は29.9%。
2人以上の世帯では20.6%が、金融資産を持っていない世帯でした。
しかしながら、2015年には単身世帯は47.6%。
2人以上の世帯では30.9%が、金融資産を持てない状況に悪化したのです。
庶民の生活が苦しくなっていることを伺うことができます。
物価は上昇。賃金は減少しています。
上の表をご覧ください。
2010年度を100%とすると、2015年度には実質賃金が94.6%になっています。
物価は上がっています。
名目賃金は下がっています。
実質賃金はさらに下がっています。
収入は減って、物価は上がっているので、生活が苦しいのも当然なのです。
社会全体が子育てを助ける政策が必要だと思います。
日本では、子育てをしても、多額のお金が必要です。
実質賃金も減少。
物価は上昇。
終身雇用が崩壊して、リストラの不安。
リストラ後は、正規社員になるのが難しい社会。
老後にも不安があります。
日本では子育てをしようと思っても、不安が多い社会になっているのです。
少子高齢化を止めるためには、子育てのしやすい社会を作ってほしいと思います。
今後の日本の発展を考えるのであれば、子育て政策を重視する必要があるのでないかと私は考えています。
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