学校の成績が伸びた理由。おじいちゃんの経験談。
2019/05/07
学校の成績が伸びるには理由があるということです。
おじいちゃんの経験談をお伝えします。
学校の成績が伸びた人
戦後に東京に生まれたAさん。
現在は70代前半です。
小学生の時には、Aさんは勉強に興味がありませんでした。
勉強をするのであれば、外で遊ぶことが大好き。
学校の成績は、普通だったということです。
そして、Aさんは、中学生になりました。
中学生になると、将来の進路を考えなくはいけません。
Aさんの時代では、中学校を卒業して、企業に就職する人が50%。
残りの50%は、高校進学ができる時代だったのです。
Aさんは両親に言われたのでした。
「日々の生活が苦しいため、私立高校の学費を工面するお金はない。公立高校に進学ができないのであれば、働くように」
ちなみに、その当時は、公立高校のレベルは大変高い状態。
中学校の成績も、5段階評価でオール4以上でないと、公立高校に進学できなかったのです。
Aさんは、中学校を卒業して働きたいと考えていませんでした。
なんとしても、高校に進学をしたかったのです。
そのため、高校の進路を考え始めてからは、必死に勉強に取り組みました。
1日5時間以上も勉強をすることが当たり前になったのです。
それゆえに、Aさんの学校の成績も普通でしたが、徐々に成績が上がり始めたのです。
そして、中学校3年生の2学期には、オール4以上の成績になりました。
結果的に、公立高校に進学。
その後、Aさんはある大手企業で定年退職を迎えるまで働いたのでした。
本人のやる気があればなんでもできます。
Aさんは、学校の勉強について話しています。
親からやらされる勉強では成績が伸びません。
子ども自身が、頑張ろうという気持ちにならないと、成績は伸びないのです。
それゆえに、Aさんの子育ての方針は、子どもの興味を持たせることにどんどんチャレンジをさせる。
親としてサポートをする。
結果的に、Aさんのお子さんは、語学に興味を持ちました。
そして、お子さんは海外留学。
現在では、ある上場企業に勤務をしているのです。
私は親として、子どものやりたいことには、どんどんチャレンジをさせよう。
そして、それが子どもの興味のあることであれば本望だと思うのです。
私はAさんのお話を聞いて、親としての立場について考えさせられました。