韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射問題。重大な問題が隠れていること。
能登半島沖で12月20日に海自厚木基地所属のP-1哨戒機が韓国海軍の「広開土大王(クァンゲト・デワン)」級駆逐艦から火器管制レーダーを照射された問題。
防衛省が「証拠」として当時の映像公開に踏み切ったのです。
韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射映像。
火器管制レーダー照射映像について私が感じたこと。
韓国側は海軍艦艇による火器管制レーダーについて反論をしていました。
しかし、映像を見ると、韓国側の説明に矛盾が生じるのです。
韓国側は「駆逐艦は北朝鮮漁船の救助のために火器管制レーダーを併用」と主張。
⇒北朝鮮漁船が近くにいるために、韓国海軍の「広開土大王(クァンゲト・デワン)」級駆逐艦は、目視で確認をすることが可能な距離。
火器管制レーダーを使用する必要はないのです。
韓国側は「当時の天気は悪天候だった」と伝える。
⇒波も少なく、悪天候とは考えられません。
韓国側は「P-1哨戒機は国名も名乗らず、呼びかけも間違えていた。」と主張。
⇒英語で国籍を名乗り、船体のナンバーも入れてわかりやすく相手に呼びかけているのです。
韓国側は「電波状態が悪く自衛隊の応答を聞き取れなかった」と言い訳。
⇒3つの種類の電波を使用してP-1哨戒機は、韓国海軍の「広開土大王(クァンゲト・デワン)」級駆逐艦と交信を試みようとしているのです。
さらに、韓国側は、日本のP-1哨戒機が駆逐艦に急接近をしてきたと逆ギレ。
しかし、映像を見ると、1000メートル以上も駆逐艦とP-1哨戒機は離れています。
国際法では500メートル以内であれば、急接近といえるかもしれませんが、この映像では急接近とは全く言える状態でないのです。
北朝鮮漁船は日本のEEZ(排他的経済水域)で何をしていたのか?
韓国海軍の「広開土大王(クァンゲト・デワン)」級駆逐艦は、P-1哨戒機を火器管制レーダーを使用して遠ざけようとしています。
ちなみに、この場所は日本のEEZ水域(排他的経済水域)。
北朝鮮漁船が、日本のEEZ水域(排他的経済水域)で漁をしているのであれば、国連海洋法条約を犯しているのです。
さらに、韓国海軍は、北朝鮮漁船を救助に向かっています。
しかも、韓国海軍の「広開土大王(クァンゲト・デワン)」級駆逐艦は、旗を掲げずにいる状態。
もし、このようなことが、日本のEEZ水域(排他的経済水域)で日常的に行われているのであれば、完全にアウトなのです。
今後の日本の対応についての要望
常々日本は韓国に対しては関係構築をするために、優しい対応をしてきました。
しかし、日本人の考え方が通用しない国もあるのが事実。
どんなに優しい対応をしても、恩をあだで返す人がいることを学ばなくてはいけないのです。
もう、韓国という国にはなめられてはいけません。
間違っている事は間違っているままにしてはいけないのです。
竹島、慰安婦、元徴用工(元労働者)の問題。
日本が妥協をしたので、韓国が調子に乗っているのです。
それゆえに、はっきり日本の考え方を主張する。
そして、日本のEEZ水域(排他的経済水域)で北朝鮮漁船と韓国海軍が何をしていたのかを明らかにする。
相手になめられないようにするためには、真実を突き付けることも大切だと私は考えています。