子どもの教育は大切だと感じた出来事。おばあちゃんの話から考えさせられたこと。
2018/07/12
子どもへの教育は大切だと感じています。
あるおばあちゃんのお話をお伝えさせていただきます。
おばあちゃんを頼りにする子どもと孫
70代のおばあちゃん。
老後までにお金を計画的に貯めていくことに成功したのです。
しかし、30代の息子さん夫婦は、母親(おばあちゃん)を頼ってくるということです。
おばあちゃんにとっては、初孫ということもあり、できる限り、息子夫妻の援助をしようと心掛けていたのです。
おばあちゃんはできる限りの援助をしました。
心優しいおばあちゃん。
特に、孫が困った時には、できる限りの援助を続けたのです。
初節句はお金を負担。
孫がほしいというおもちゃは何でも買い与えました。
孫と一緒に旅行をする時には、おばあちゃんが費用を負担。
それは、すべてがかわいい孫のためだったからなのです。
要求がエスカレートしました。
おばあちゃんは、孫が必要とするモノは、何でも買い与えました。
しかし、徐々に要求がエスカレートするようになったのです。
孫は、サッカー部に所属。
サッカーのユニフォームがほしいとおばあちゃんにおねだりをしました。
おばあちゃんは、ユニフォームは、3000円~5000円くらいだろうと予測。
しかし、孫が選んだユニフォームは、ブランドメーカーの高級ユニフォーム。
値段は1万円以上します。
おばあちゃんは、孫との約束をしていたために、そのユニフォームを買い与えたのです。
さらに、孫は、眼が悪くなったので、メガネがほしいとおばあちゃんにおねだりをしました。
そして、孫とメガネ屋さんに行くと、孫が選ぶメガネは、すべて高級ブランド品。
おばあちゃんは、孫に「他のメガネにしなさい」と伝えしました。
しかし、孫は、「このブランドがほしい」と言うことを聞きません。
結局、おばあちゃんは、3万円の高級ブランド品のメガネを買うことになってしまったのです。
そして、孫から言われた言葉は一言
「ばあば、ありがとう。」
感謝の気持ちも感じられませんでした。
おばあちゃんは、「銀行のATM」の状態になってしまっているのです。
孫の要求がエスカレートする理由
孫の要求は、年々エスカレートしています。
その理由は、おばあちゃんの息子(お父さん)にも原因があるのです。
孫がお父さんに何か欲しいといった時には、「ばあばにお願いすれば」と話しています。
そのため、孫は、何が欲しいモノがある時には、ばあばにお願いすれば、何でも買ってくれると勘違いしているのです。
厳しさを教えることも大切です。
優しさは必要だと思います。
しかし、過剰な優しさを与えることにより、甘えにつながる可能性もあるのです。
そして、その甘えは、いつしかは当たり前と勘違いをするようになります。
勘違いをするようになると、自制心がなくなるようになるのです。
それゆえに、厳しさを教えることも大切です。
なぜながら、お金を稼ぐということは大変ということ。
その苦労の代償により、モノが買えるという現実があるのです。
それゆえに、甘やかしすぎると痛い目にあうと私は感じています。
おばあちゃんの話は、反面教師にしようと私は考えさせられました。