子どもの習い事で気をつけること。
2018/07/12
習い事でその子の能力が伸びない場合があります。
個人的に考えている理由をお伝えします。
塾に行っても成績が伸びない
中学生のA君。
A君の両親は、お子さんの成績を伸ばすために教育熱心な家庭。
幼稚園から、英語・学習塾に通わせました。
しかし、なかなか成績が伸びません。
そして、中学受験にも失敗。
中学の成績も普通ということなのです。
成績が伸びない理由。
A君は、小さい時から親のエゴで、勉強をさせられてきました。
しかし、本当は、勉強ではなくスポーツをしたかったのです。
一方で、両親は常にA君に言い聞かせていました。
「勉強をしなさい」
「勉強をしないと将来は厳しい」
「大企業に入らないと給料は稼げない」
と何度も連呼していたのです。
そのため、A君は、本当に自分のしたいことを伝えることができません。
結果的に、親のエゴで、「勉強をしたい」でなく「勉強をさせられている」のでした。
子どものやりたいことをさせることが大切です。
子どもにはやりたいことをさせるべきだと考えています。
本当にやりたいことは、子ども自身が自発的に学びます。
自発的に学ぶので、どんどん得意になります。
結果的に、他の誰よりも上手になるのです。
一方で、やらされたことは、子どもにアレルギーが発生します。
本当にやりたいことではないので、積極的に動きません。
結果的に、どんなに親が言っても、その子の能力は開花しないのです。
私自身も、子どもには頑張ってほしいと心の中では思っています。
一方で、かつての自分の夢や理想を子どもに託して、無理やりにあれこれ習わせることだけはさせないようにしようと考えさせられた出来事でした。