勉強が得意な子と苦手な子。10歳の壁が成績の良し悪しを決める。
2016/09/28
西日本新聞で「いま、学校で、貧困が招く10歳の壁」という記事を読みました。
私自身、考えさせられる内容でしたので、お伝えさせていただきます。
九州北部のある高校について
九州北部のある高校のお話です。
この高校では、全校生徒の約4割がひとり親家族。
低所得者のために税金が免除される非課税世帯は約3割超。
この高校で、全校生徒を対象に実施する検定試験をしました。
≪次のひらがなをカタカナにしなさい。≫
1 ばなな
2 あいすくりーむ
3 しゅーくりーむ
上記は、実際に出題された問題。
確認テストは、小学校レベルからはじめるということ。
ちなみに、この高校では、6割の生徒が、小学校3~4年生レベルでつまずいているということです。
勉強につまずく10歳の壁とは
この高校では、6割の生徒が小学校3~4年生レベルでつまずいているということ。
勉強には、10歳の壁が存在するということです。
その理由は、
「基礎学力を身につける時期に、両親が離婚をした。また、家庭の経済状況が苦しい。」
「子供は幼少期、親や周囲の大人から話しかけられたり、本を読み聞かされたりしながら言葉を学ぶ。しかし、教養を放棄され、大人とのかかわりが極端に少ない子の場合は、語彙の習得が遅れ、抽象的な観念や複雑な問題を考える能力が育ちにくい。」
ということ。
文章読解や分数などの問題を解くことが多くなり、学習内容が難しくなる、小学校3年生や4年生に、学習の遅れが表面化するということです。
親や先生や周りの大人が子供を成長させます。
子供は、生まれてきてから、多くのことに興味を持ちます。
幼少期から、子供と多くの時間を持つこと。
愛情を持って子育てをすること。
周囲の大人と関わりを持つこと。
親が子供と積極的に関わることが、学習が遅れないコツだと思います。
それゆえに、親の関わりが本当に大切です。
私は、愛情を持った子育てが、本当に大事だと考えさせられました。
幼少期から親と子供との時間が増えることにより、学習の遅れが発生しない世の中になれば嬉しいと私は考えています。
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