貴乃花親方が理事選に落選した理由。その事情を聞いて個人的にがっかりしたこと。
2018/02/05
2月2日に日本相撲協会の理事選挙。
貴乃花親方は理事選に落選をしました。
私は、その報道に違和感を覚えたので、調べてみることにしたのです。
日本相撲協会の理事選挙とは
理事の定員は10名。
2月1日の受け付けで11人以上の立候補者が出れば選挙になる。
理事選は親方全101名の投票なので、9~10票が当選ライン。報道で多い解説は「貴乃花一門の親方は11人なので獲得できる票は11票。
だから貴一門から1人しか当選しない」というもの。だがこの見方は間違い。
最大のポイントは、理事選が「無記名投票」で行われることだ。
以前は記述内容をチェックされながらの投票でしたが、8年前から完全無記名、チェックなしになりました。
親方は所属する各一門で推薦された候補者に投票すると思われていますが、無記名投票なら一門の候補者に投票しなくてもバレない。だから面従腹背や裏切りが可能なんです。
(相撲ジャーナリスト)【女性セブン2018年2月15日号より一部抜粋】
2009年以前は、理事選挙は、筆跡による選挙でした。
2010年以降は、記名・丸印をつける方式に変更されたのでした。
2018年の理事選挙の方法とは
貴乃花派の親方が語りました。
正直、開票結果は驚きだ。貴乃花親方は4~5票以上、阿武松親方(元関脇・益荒雄)は9票と読んでいた。
それがどちらも減らすとは……。投票が候補者名を書く記名式で、文字の形や筆跡でバレる可能性があった。
一門の締めつけが厳しく、浮動票を入れようにも入れられなかったのではないか。【2月3日の週刊朝日オンラインより一部抜粋】
2017年までは、記名・丸印をつける方式でした。
しかし、2018年は「候補の名前を書く」筆跡による選挙に変更。
記名式なので、貴乃花親方には不利な状態。
結果的に、貴乃花親方はわずか2票の得票で落選したのでした。
理事選挙の記名式の報道がされない違和感。
ほとんどのニュースでは、理事選挙が記名式に変更されたと報道されていません。
しかし、ネットでは「理事選挙」と「記名式」で検索すると、記名式の内容が増えてきました。
個人的には、2018年の理事選挙がなぜ記名式に変わったのか?
なぜ、報道各社は記名式に関して伝えないのか?
この内容が本当であれば、日本相撲協会の対応には残念でなりません。
本日もアクセスしていただきありがとうございました。
下のボタンをクリックしていただくと嬉しいです。
よろしくお願いします。
●お金の貯め方を勉強したい方はこちらブログ村 家計管理
●節約方法を極めたい方はこちら人気ブログ 節約術