夫婦仲が悪い人。子供の絵が衝撃的だったこと。
夫婦仲が良い人と悪い人がいます。
NHKラジオ第1放送の「沖縄戦下の幼女 みえちゃんからの伝言」を聞きました。
この話は実話ということです。
大変印象的なエピソードでしたので、お伝えさせていただきます。
夫婦仲が悪くなってしまった人
本土(関東)で都会生活をしていた沖縄出身の淳子さん(仮名)という女性。
沖縄県出身の大学の先輩と結婚をしました。
しかしながら、義母の還暦をきっかけに東京から沖縄県の中部にある高層マンションに引っ越し。
不便な場所と、2人の子供の子育てでストレスが溜まる日々。
さらに夫との間に隙間風が吹いており、喧嘩が絶えない夫婦。
多忙な夫は家に帰らないこともあったのです。
幼稚園の絵にショックを受けました。
ある日、幼稚園から呼び出しがありました。
「大好きな家族」という題名で書かれた絵です。
出展:Smart Magazine 沖縄さんより http://www.jtrip.co.jp/magazine/okinawa/
娘の描いた家族の絵には、淳子さんはショックを受けました。
黒く塗りつぶされた夫の顔。
赤鬼の顔をした淳子さんが息子を抱っこする姿。
途方に暮れたシンデレラの格好の娘。
さらに、いるはずのない包帯を巻いた女の子が描いてあったのです。
その子はみえちゃんといい、娘の首を締めるということなのです。
さらに娘さんは、「パパは家に帰ってこないから顔がわからない。」
「ママはいつも怒ってばかりだから赤鬼。」と話し続けました。
娘さんは、家でのストレスのために、円形脱毛症にもなってしまいました。
ストレスで髪の毛を抜くことが癖になってしまっていたのです。
淳子さんは娘の書いた絵にショックを受けたのでした。
夜中に少女の幽霊に会いました。
ある晩、淳子さんは金縛りになりました。
そうすると、娘さんの上に、首を絞める少女の幽霊がいたのです。
その幽霊は
「泣いている子は悪い子だから、殺されることになっている。」
そして
「怖くて、つらくて、哀しくて、切なくて、心がいつも泣いている。泣いている子は悪い子だから、殺されることになっている。」
淳子さんは、その幽霊をぶん殴り、追い払ったのです。
引っ越しをすることを決意しました。
淳子さんは、この場所には問題あるということで、引っ越しを決意することにしたのです。
そして、引っ越しをする当日に、淳子さんは金縛りになったのです。
そこには、以前現れた幽霊が立っていました。
淳子さんは、その幽霊に話しかけたのです。
その女の子の幽霊はみえという名前でした。
沖縄戦の時、壕の中で「泣く子は悪い!泣くとアメリカに見つかる」と言われ続けたみえちゃん。
しかし、みえちゃんは、泣き叫びました。
そのため、アメリカの軍部に殺されてしまうことを恐れた母親は、家族で自決することを決意。
そして、母親は幼いみえちゃんの首を絞めたのです。
みえちゃんが苦しむことを避けたいがために、母親も苦渋の選択。
みえちゃんとは、沖縄戦の時、壕の中で母親にあやめられた幼女の幽霊でした。
そして、みえちゃんは、泣いている子を見つけると「泣くと殺されるぞ!」と訴えていたのでした。
淳子さんは、「ちゃんと子どもたちと向き合って、大事に愛してあげていれば、娘もこんなふうに『哀しい心を持つ幽霊』に付け入られなくてすんだはずだ。」と後悔。
今までは、自分自身のエゴばかりで、子供のことを考えていることをできませんでした。
それゆえに、淳子さんは、夫婦のことと子供のことを最優先にしました。
そして、その後、夫婦仲は元に戻りました。
幽霊のみえちゃんも現れなくなったのです。
みえちゃんが天国に行けるように祈りました。
後日、淳子さんは、たまたま、以前、沖縄県の中部にある高層マンションの土地を保有している方とお会いしました。
高層マンションの土地の場所では、戦争中には壕を作った場所だったのです。
壕では隠れたおばあさんと孫娘は火炎銃で焼かれたということ。
おばあさんは亡くなりました。
孫娘は顔に大やけど。
戦争中のために、お医者さんを受診することもできまません。
孫娘は苦しんで亡くなったということ。
しかし、高層マンションを建てる時に、土地を掘り返すと、遺骨は一体しか出て来なかったのです。
おそらく、その場所で自決があったということを伝えられなかったのは、自決を恥と考えたためだろうと考えられます。
淳子さんはこれまで現れたみえちゃんの幽霊のことが符合しました。
それゆえに、みえちゃんが天国に行けるように、この世でいつまでも苦しむことがないように祈りました。
「みえちゃんにお菓子をいっぱい上げて、天国に昇れるようにしてあげてください。戦争を起こしたばかな大人たちに雷を落とす様に神様にお願いして下さい。」
子育てが失敗しないようにするためには
私は、親の無関心は、大きな過ちだと思います。
子供は、両親しか頼ることができないのです。
そのため、親が精一杯に愛情を持って子育てに励むことが大切だと思います。
みえちゃんは、間接的に子育ての大切さ。
戦争の悲惨さを教えてくれたと思うのです。
私自身も、このようにならないように一生懸命に子育てに専念していきたいと考えています。
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